はじめに
みなさんはじめまして。
ライターの「きのっぴん」と申します。
この度、暮らし〜のさんからご協力をいただき、しばらくの間、連載をさせていただきますので、ぜひお付き合いください^^
私は競馬とお酒とキャンプが趣味という、ごくごく普通の40代のオジサンなのですが、
なんで暮らし〜のさんに連載をさせていただけるのかというと…
実は、一念発起してキャンプ場を作ることにしたからなんです!!
キャンプ場を作ってみたいという方、結構多いと思います。
ただ、実際にどうやって作るのか、分からないことだらけですよね?
だから私が身をもって体験し、どのようにしてオープンまで漕ぎ着けるのか、シリーズ連載させていただくことになりました。
もちろん、私もキャンプが趣味とはいえ、キャンプ場経営なんてやったこともないですし、どうすればキャンプ場を作ることができるのか、その点も全く分からない状態からスタートです。
なので記事にしていく内容は、正しいやり方ではないかもしれません。
ですが、素人なりに考えて悪戦苦闘していく様を、楽しくご覧いただければと思います^^
目指せ!!
初めてのキャンプ場オープン!!
キャンプ場を作ろうと思ったきっかけ
キャンプ場を作ろうと思ったきっかけは、テレビで「芸能人が山を買う」というのを観たから。
「えっ、山ってこんなに安く買えるもんなの?」
と衝撃を受けました。
テレワークの普及もあって、時代は空前のキャンプブーム。大型連休にもなるとキャンプ場の予約をするのもひと苦労。
予約が埋まってしまって、せっかくの連休にキャンプに行けない、となることも増えてきました…
自分の家族や友達などと、いつでも自由にキャンプを楽しめる山があればな〜って夢を描いていたので、テレビを観た影響で「オラ、山買うぞ!」という意思を強く持ちました!
さっそく売地を調べてみると、それなりに山は売りに出ていました。
でも、場所も値段もピンキリ。
なので自分なりのポイントを整理してみます。
【理想の山】
・自宅から3時間以内
・川がある
・行くまでの道が険しくない
・車で乗り入れできる
・できる限り平坦地
こんな理想を描きながら、実際に自分が山を買ったら…という妄想を膨らませていたところ…
あれ?ちょっと待てよ?
・当然電気なんて通ってないよな?
・水道なんてあるワケないよな?水どうすんだ?
・トイレってどうすりゃいいんだ?
・そもそも、自分で木を切ったり開拓できるのか?
こんな疑問がフツフツと出てきたんです。
今まではキャンプ場で「不自由を楽しむ」なんて浮かれていましたが、キャンプ場には水道もあればトイレもあって電気もあって…。
「全然不自由なんかじゃないじゃん!めっちゃ恵まれてる環境じゃん!」
ということに気づきました。
出会いは突然に!土地はタイミングが命
自分の山でキャンプしたいけど、インフラはある程度整っていてほしい。
そんな根性なしの私が辿り着いた結論は
「そしたらキャンプ場作っちゃえばいいじゃん」
でした。
でも、キャンプ場の作り方を詳しく教えてくれるサイトもあまりなく、どうやってキャンプ場を作ればいいのか分からず…。
今度は「キャンプ場 売買」などのキーワードでググる日々。
そんなある日、とうとう運命の土地を見つけたんです!
場所:山梨県甲府市(昇仙峡のそば)
広さ:3,000㎡以上
用途:オートキャンプ場
自宅から2時間程度の場所、さらに日本屈指の渓谷美で知られる昇仙峡のそばでアクセスも抜群!
敷地内に川はないのですが、それ以外は私の理想を全てクリア。
家を買うときもそうだったのですが、土地選びで理想とピッタリなものを見つけるのは難しいんですよね。
だから理想からのマイナス点数が少ない土地を、タイミングを逃さずに選ぶことが大事だと思っているんです。
私は全ての予定をキャンセルし、すぐ現地を見させてもらいました!
ロケーションは抜群。
※現地の写真です。
しかも地主さんは遠方でキャンプ場を経営されている方!
キャンプ場を作る上で手配することなど、いろいろと協力してくれるというお話もいただきました!!
価格面も含めて、これ以上の物件は数十年は見つからないだろうと思い…
即決でした!
急いで準備を進めれば、もしかしたら夏のオープンに間に合うかもしれないね、と地主さん。
やると決めたら爆速が信条!!
たった5日で契約を済ませ、行政書士さんに土地の登記変更依頼も完了!
さぁ、ここから2ヶ月程度でキャンプ場をオープンさせることができるのか?
爆速で作るキャンプ場の奮闘ぶりにご期待ください!
追伸
記事執筆時は2021年6月10日です。
やったことないので、正直なお話、本当に2ヶ月程度でキャンプ場が作れるのかは分かりませんが、全力を尽くして取り組んでいきます!!
進捗状況を順次アップしていきますので、みなさんお楽しみに!
※土地購入時点の様子です。
第1話につづく